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奥歯を銀歯にしたくないときの治療法は?保険と自費の違いについて|荒川区宮の前、小台の歯医者

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奥歯を銀歯にしたくないときの治療法は?保険と自費の違いについて

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2024.03.01

虫歯治療で歯を削った際は、詰め物や被せ物で補う必要があります。しかし、下あごの奥歯は目立つため、できれば白いものを入れたいと考える方もいるでしょう。本記事では、奥歯に白い被せ物を検討している方や銀歯を白くしたい方に向けて、白くする治療法について紹介します。

 

銀歯をおすすめしない理由

保険診療で一般的に使用される銀歯は、見た目に影響を与えることがあります。しかし、それ以外にもお口や体の健康に以下のような悪影響を及ぼす可能性があります。

  • 虫歯になりやすい

銀歯を長期間使用していると唾液や食べ物などによって接着剤が劣化し、歯と銀歯の間に隙間ができることがあります。その隙間に食べかすや歯垢が溜まると、銀歯の下で新たな虫歯ができてしまうことがあります。

  • 歯ぐきが黒くなる

歯科治療で用いられる銀歯は、唾液の作用によって溶け出すと金属イオン化することがあり、この反応によって歯ぐきが黒く変色することがあります。これを「メタルタトゥー」と言い、前歯など目立つ部分に出現した場合、見た目に大きな影響を与えることがあります。

  • アマルガムの水銀は人体に有害

アマルガムは、長年にわたって歯科治療で広く使用されてきた詰め物です。アマルガムには水銀が含まれており、体の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。もし昔治療した銀歯(アマルガム)に不安がある場合は、歯科医師に相談しましょう。セラミックやコンポジットレジンなどに交換できます。

  • 金属アレルギーの発症リスクがある

金属アレルギーとは、金属に対する過敏なアレルギー反応です。保険診療の銀歯には金銀パラジウム合金が用いられており、アレルギーを引き起こしやすい金属が含まれています。唾液によって金属イオン化し、体内に吸収されると体内のタンパク質と結合します。これが異物と認識されると皮膚の発疹やかゆみ、口内炎や歯ぐきの腫れなどアレルギー反応を引き起こしてしまうのです。

 

保険で銀歯を白くする治療法

銀歯を白くする方法には、保険診療のものと自費診療のものがあります。保険診療のものは、費用を抑えられますが使用できる材料や適用範囲が限定されているので注意が必要です。ここでは、保険で銀歯を白くする治療法を2つ紹介します。

  • コンポジットレジン

小さな虫歯は「コンポジットレジン」と呼ばれる白いプラスチックで修復できます。歯を削る量が少なくて済み、1回の治療で完了します。歯の色に似たものを使用するので、目立ちにくいのがメリットです。しかし、強度が低いため、かみ合わせの力が強いと欠けるリスクがあります。また、長期間使用すると変色することがあるので、定期的な研磨処置や詰め替えが必要になることがあります。

  • CAD/CAM冠

CAD/CAM冠とは、プラスチックとセラミックが混ざった白い被せ物のことです。2012年以降、条件を満たすことで保険診療での使用が認められるようになりました。保険診療のため比較的低コストで白い被せ物にすることが可能です。また、金属を含まないため、金属アレルギーの心配もありません。

しかし、CAD/CAM冠を保険で扱えるのは、厚生労働省に届け出をし受理された歯科医院に限られます。また、プラスチックが含まれるため、食べ物や飲み物、喫煙などによって変色する可能性があります。

セラミックに比べて強度が劣るため、かみ合わせの強い奥歯や力のかかる箇所に使用する際は、耐久性などを十分に理解してから選択するのが望ましいです。

 

自費で銀歯を白くする治療法

自費診療で銀歯を白くする治療法には、セラミック(ジルコニア)があります。セラミックは陶材で作られており、歯に馴染むような色調と透明感を再現できます。また、セラミックの表面は滑らかで汚れがつきにくく、虫歯になるリスクが少ないのが特徴です。長期間使用しても変色することがないため、美しい見た目を保ち続けられます。

セラミックには以下の種類があります。

  • オールセラミック

全てセラミック素材で作られており、特に審美性が求められる前歯などに用いられます。

  • ジルコニアセラミック

人工ダイヤモンドとして知られており、強度が高く噛む力が強い奥歯に適しています。

  • ハイブリッドセラミック

セラミックとプラスチックが混ざったものです。オールセラミックと比べて色調や透明感の再現度は劣りますが、費用を抑えられます。

 

セラミックには多くのメリットがありますが、オールセラミックやハイブリッドセラミックは、強い衝撃によって割れてしまうこともあります。その場合は、強度が高いジルコニアを選択するか、就寝中に装着するマウスピースを用いて歯への負担を軽減する対策が必要です。歯科医院によって取り扱っているセラミックの種類が異なるので、事前に確認しましょう。

 

まとめ

奥歯を銀歯にしたくないときは、コンポジットレジンやCAD/CAM冠、セラミック(ジルコニア)といった材料を選択するのが一般的です。これらの材料は審美性に優れており、金属アレルギーの心配がありません。しかし、保険と自費では費用や耐久性など特徴が異なります。素材を選ぶ際は歯科医師とよく相談し、自分に合ったものを選択しましょう。

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