ボツリヌストキシン製剤注入療法ってご存知ですか？｜荒川区宮の前、小台の歯医者

こんにちは！！過ごしやすい季節になりましたね。

さて今回は宮の前歯科クリニックでおこなっている、ボツリヌストキシン製剤注入療法についてお話します。

皆さんはボトックス注射という言い方で聞いたことあると思います、ボトックスというのは商品名なんです。正確にはボツリヌストキシン製剤注入といいます。よく美容関連で聞くことが多いのではないでしょうか？なのであまり男性は耳にしない人も多いかと思います。よくおでこのしわ、目じりのしわの改善でつかわれてます。

では歯科では何の治療で使うかというと、歯のくいしばり、歯ぎしりの改善に使うんです。

ボツリヌス菌から精製されたもので、筋肉に注入することでその筋肉の動き（収縮）を抑制する作用があります、歯ぎしりは無意識にしてしまうものです、なので多くの人は寝ている時にしているのです。その原因は咬み合わせやストレス等から起こるもので、完全に歯ぎしりを止めることは難しいと言われており、マウスピースが一般的な治療法ですが、ボツリヌストキシン製剤を咬筋という口を動かす筋肉に注入するとその筋肉の動きを抑制でき、歯ぎしりを軽減できます。この効果は一度注入するとずっと効いてるわけではなく、初回は注入してから３、４か月ぐらい持続します。定期的に注入することで約６か月ほど持続します。

この咬筋に髪の毛ぐらいの細い注射針で注入していきます。注射するまえに患部を冷やしますので痛みもほとんどありません。少し内出血する場合もありますが、目立ちませんし一週間ほどで消失します。

お値段は一回３万５０００円です。約３０分ほどで終わります。

歯ぎしり、食いしばりで悩んでる方、ボツリヌストキシンについてもっと詳しく聞きたい方は一度相談にお越しください。

院長　小濵